2.検査について
   
 
  血糖値
血液中のブドウ糖の濃度のことをいいます。簡易測定器で自己測定できます。
 
     
  HbA1c(ヘモグロビン エーワンシー)
赤血球中のHb(ヘモグロビン)にブドウ糖が結合したもので、過去1〜2ヶ月の平均血糖値を反映し、血糖コントロール状態の指標となります。
 
     
  血糖コントロールの指標と評価
コントロール 不可
HbA1c(%) 5.8未満 5.8〜6.4 不十分
6.5〜7.0未満
8.0以上
不良
7.0〜8.0未満
空腹時血糖値
(mg/dl)
80〜110未満 110〜130未満 130〜160未満 160以上
食後2時間値
(mg/dl)
80〜140未満 140〜180未満 180〜220未満 220以上
 
     
  尿糖
尿中に排泄される糖のことで、健常人では認められません。
一般に血糖値が160〜170mg/dl以上になると、腎臓から糖が排泄されるようになります。試験紙を用い自分で調べることができます。
 
     
  BMI
肥満の判定に用いられます。22を基準として、25以上を肥満、18.5以下を低体重(やせ)と判断します。
  BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
 
     
 
標準体重
健康な人の性別・年齢・身長の好ましい体重のことです。
ただしこれは参考体重であり、その人の理想体重とは必ずしも限りません。しかし、少なくとも標準体重±10%位の範囲内には体重をコントロールしましょう。
  標準体重(kg)=身長(m)×身長(m)×22

 
     
  血圧
高血圧は、糖尿病とともに動脈硬化を促進させます。また、糖尿病網膜症や腎症の進行にも関係します。特に腎症の進行に大きく影響します。
血圧の目標は収縮期血圧130mmHg以下・拡張期血圧80mmHg以下ですが、腎症が進行していれば、更に下げる必要があります。
 
     
  中性脂肪
摂取する食事により異なり、一般に多く摂取するほど高値となります。
  基準値は35〜150mg/dl
 
     
 
コレステロール
コレステロールにはLDL(悪玉)コレステロールとHDL(善玉)コレステロールがあります。
LDLは肝臓で合成されたコレステロールを各細胞に運びます。LDLが多いと血管壁に余分なコレステロールが増え、動脈硬化の元になります。
HDLは血管壁の余分なコレステロールを肝臓に戻す働きがあります。
  総コレステロール:130〜220mg/dl
  HDLコレステロール:男性40〜65mg/dl・女性40〜70mg/dl
  LDLコレステロール:120mg/dl未満