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Q/リウマチ科とはどんな病気を対象にしているのですか? |
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A/名前から受ける印象は、関節リウマチだけを取り扱っているように見えますが、実際には関節リウマチの他に、全身性エリテマトーデス、多発性筋炎、強皮症などの膠原病やシェーグレン症候群、ベーチェット病などの膠原病類縁疾患も対象にしており、これらの疾患の患者さんを対象にしています。 |
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Q/膠原病、膠原類縁疾患とは何でしょうか?わかりやすく説明していただけますか? |
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A/基本的には、原因不明の炎症が起こる疾患で、関節炎や伴う事が多い病気と考えてください。
なぜ原因不明の炎症が起こるのかは、現在世界中で研究されていますが、はっきりとした結論はまだ出ていません。炎症の起こる部位が患者さんによって様々なため、症状もまちまちです。発熱と腎臓障害が起こってくる方もあれば、肺障害の起こる方もおられます。
すなわち病名が同じであっても病状は十人十色ということになります。 |
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Q/膠原病は必ずステロイド剤を飲まなければいけないといわれますが、副作用が心配です。 |
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A/大体においてステロイドは必要となります。
但し、当院で診察している全身性エリテマトーデスという膠原病の患者さんの中にはステロイドをまったく使用することなく経過を追っている方もおられますので、それぞれの患者さんの病状次第ということになりますね。またステロイド剤の副作用は確かに多いのですが、まず救命、臓器障害の阻止のために使用するものですから、ある程度はご了承いただきたいと思います。その上で減量を早くするとか、免疫抑制剤を使用するといった方法で、出来るだけ少ないステロイドの量で病気をコントロールしていくことになります。中にはステロイドを完全に中止できる方もおられますので、あせらないことも肝要です。 |
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Q/関節リウマチは膠原病に含まれるのでしょうか? |
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A/初めて膠原病の概念が提唱されたときは膠原病に含まれていましたが、現在は独立して議論されることが多いようです。と言うのは患者さんが多く、また治療方法が他の膠原病と比べて異なることが多いためです。
普通、関節リウマチの患者さんに抗リウマチ薬という病気そのものをコントロールする薬と、痛みをコントロールする薬を使います。ステロイドは使うこともあれば使わないこともあります。長期にわたって薬を使わなければならないことが多いので、十分納得されてから治療を続けることが大事です。 |
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Q/関節リウマチの治療が変わってきたと聞きましたが。 |
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A/関節リウマチの薬物療法はこの5年で大きく変わりました。以前は抗リウマチ薬の最終兵器としてメソトレキセートしか利用できなかったのですが、現在は飲み薬ではレフルノミドやタクロリムスが使用可能になりましたし、また注射薬ではインフリキシマブやエタネルセプトといった生物学的製剤が利用できるようになりました。なかでも生物学的製剤によって、関節の炎症のコントロールのみならず、場合によっては関節破壊の完全な抑制を期待することも出来るようになりました。 |
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Q/生物学的製剤について詳しく教えてください。 |
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A/生物学的製剤とは、炎症を起こしているサイトカインと呼ばれるたんぱく質や、炎症に関与している細胞の表面のたんぱく質の働きを抑えることによって炎症をコントロールする抗体製剤のことです。関節リウマチについては現在国内ではインフリキシマブとエタネルセプトの2剤が使用可能です。これらはTNFαという炎症を起こすサイトカインをブロックすることによって関節リウマチをコントロールする薬剤で、非常に効果が高いものです。しかし副作用にも十分気をつける必要がある薬剤なので、適応は厳しく規定されています。
なお、以前問題となった血液製剤とは全く異なるものです。 |
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